歯科治療に使用される器具は、十分消毒滅菌される必要があります。唾液・血液などの中に細菌・ウイルスが潜んでいて、感染する可能性があります。歯科器材は一回の治療に10種類以上で消毒滅菌は大変です。安全に治療を受けていただくために「たかなし歯科」では、5コースに分けて感染予防に取り組んでいます。
安心して治療を受けていただくために、感染予防にご協力ください。
インフルエンザの特徴的な症状は発熱です。毎日スタッフ全員及び納入業者など、治療室に入室する方は体温チェックをしています。
発熱傾向が在る者は自宅待機または発熱(38度以上)が続く場合にはインフルエンザ検査を受けるようにしています。
インフルエンザが流行しはじめたら、患者様にも来院時検温をお願いします。発熱(38度以上)が見られる場合正常体温に戻るまで歯科治療はお休みしていただきます。 尚、お休み中不便の無いように応急処置はいたします。
日本国内での心臓突然死は年間約5万人と言われています。心臓突然死は、いつでも誰にでも起こる可能性があるものです。
発作を起こした後、できるだけ早くAEDを使用することで、多くの命を救うことにつながります。
AEDは、患者さんに電極シールを付けると、自動的に心電図の解析を行います。 電気ショックが必要な場合にのみ、自動的に充電を行い、ボタンを押すだけで除細動が可能です。
たかなし歯科では2007年8月より治療室に装備
声をかけ、肩を軽くたたき、意識の有無を確認します。反応がなかったり鈍い場合は、まず協力者を求め、119番通報とAEDの手配を依頼して、気道確保を行います 。
(研修風景)
一方の手を傷病者の額に、他方の手の人差し指と中指を下あごの先に当てて下あごを引き上げるようにして、頭部を後方に傾けます 。
気道を確保したまま顔を傷病者の胸の方へ向け、耳を傷病者の口元に近づける。 胸のあたりが上下に動いているか見たり、呼吸音が聴こえるか、物が詰まったような呼吸音ではないか、吐く息を頬で感じるかを5~10秒以内で確かめる。
救助者は、気道を確保したまま、額に置いた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまむ。 救助者は自分の口を大きくあけて、傷病者の口を覆う。 1秒かけて傷病者の胸が上がるのがわかる程度の吹き込みを行う。これを2回続けて行う。(1回吹き込んだらいったん口を離し換気させる) 人工呼吸を行って呼吸の回復を示す変化がない限りは、直ちに次の心臓マッサージ(胸骨圧迫)に移る。
心臓の拍動が停止したり、心臓の機能が著しく低下して血液を送り出せない場合に、心臓のポンプ機能を代行するために行います 。傷病者を固い床面に上向きで寝かせる。救助者は傷病者の片側、胸のあたりに両膝をつき、傷病者の胸骨の下半分(胸の真ん中)に片方の手の手掌基部を置き、その上にもう一方の手を重ねる。両肘を伸ばし、脊柱に向かって垂直に体重をかけて、胸骨を4~5cm(成人の場合)押し下げる。 手を胸骨から離さずに、速やかに力を緩めて元の高さに戻す。 胸骨圧迫は毎分約100回のテンポで30回続けて行う。
心肺蘇生法を効果的に行うために胸骨圧迫と人呼吸を組合せて行います。 胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返します。AEDを使用するとき以外は、心肺蘇生法(特に胸骨圧迫)を中断なく続けることが大切です。人工呼吸が行えないときは、胸骨圧迫だけでも行いましょう。
たかなし歯科のカルテは手書きです。医科では治療情報の共有化のために電子カルテを導入し始めています。内科では治療や処方を、整形外科でもパソコンでレントゲンや治療法・処方を確認でき、トータルで患者さんの治療に役立っています。
では歯科で電子カルテは必要でしょうか? 医科では治療説明をしながら病状をパソコンで記入し、処方なども決めています。歯科では歯を抜く、銀歯を削る、型を採るなど外科的な治療が中心となりますので、細かな治療説明、治療計画などをパソコンに打ち込むのは時間も余計にかかり大変です。その時間を治療時間に充てたいという考えから、たかなし歯科は手書きのカルテです。汚い字でも大雑把な図でも治療内容を記入しています。『高血圧のため、麻酔前は血圧測定』『神経の近くまで虫歯を取ったので痛くなれば次回神経を取る。痛くなければ型をとる』『入れ歯の歯並びをもう少し内側に入れたので患者さんに確認してもらう』『保険で銀歯にするか自費で白い歯にするは再度説明する』など細かい情報を手書きでカルテに記入しています。
受付では治療内容をパソコンに入力し、会計時に『治療内容明明細書』を発行しています。たかなし歯科では、人と人のつながりが治療の原点と思い、改悪しないように最新の医療設備を導入して治療にあたっています。